参加体験記

〈文化講演会〉■「音楽と健康について」

  • LINEで送る

〈文化講演会〉■「音楽と健康について」

講師:市江雅芳(東北大学大学院医学系研究科 音楽音響医学分野 教授)
日時:2008年7月12日(土)13:00~15:00
場所:東盛幼稚園2階大ホール

 「まなびのめ」準備1号でインタビュー記事に登場されていた先生なので、是非お話を聴いてみたいと思いました。会場には30代ぐらいの方も見えましたが、やはり年配の方が多く「健康」がキーワードのテーマと聞けば納得がいきます。
 日常生活では気づかないけれども、肺活量は加齢と共に減少します。年を取るにつれ、運動する機会が減っていますね。運動量が少ないと息をたくさん吸うこともなくなるのです。使わないところは衰える。廃用症候群のひとつとも考えられています。
 高齢者が肺炎にかかりやすいのは、体力や抵抗力の低下だけではなく、肺活量が減った結果「咳き」「くしゃみ」の勢いが弱くなり、異物を体外に吹き飛ばすことが出来ないことも関係しているそうです。
 市江先生のお話に欠かせないのは「音楽」です。会場でもMyオーボエを持ってこられて先生自らの演奏です。腹式呼吸で吹いた場合は長い時間音が途切れることはありません。そうでない場合との違いを吹き比べて、それを聴いた会場の皆さんも納得のご様子でした。
 呼吸機能を高めるだけでなく、視覚・聴覚・その他の運動機能・脳までも活性化されるのです。「これからでも遅くありません。長く続けられるように、簡単な楽器からお勧めします」との先生に、会場からは「カラオケはどうですか?」との質問がでました。「歌うこともいいですよ。ただ、手と手の指先を使うことでより機能がアップするのです」と先生。まあ、楽しんで続けられるのが一番プラスになるでしょうね。
 これから益々高齢化が身近に感じられる今、介護予防や認知症予防にぜひ「音楽療法」を取り入れたいと思いました。

(太白区・主婦A)

  • LINEで送る