参加体験記

放っておけないC型肝炎 ここまで進んだ最新治療

  • LINEで送る

市民公開講座「放っておけないC型肝炎 ここまで進んだ最新治療」

■講演1『C型肝炎の病態』
講師:三浦 雅人 氏(みやぎ県南中核病院消化器病センター長)
■講演2『ここまで進んだC型肝炎の最新治療』
講師:熊田 博光 氏(国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院長)

日時:2009年4月4日(土)14:00~16:00
場所:仙台国際センター

 私や家族、また知人に肝炎の病氣にかかっている人はいませんが、ニュースや新聞などで薬害肝炎訴訟の報道を見てどんな病氣か氣になっていました。
定員500人分の席は、ほぼ満席となり参加者の多くは、ご年配の方々でした。
C型肝炎は、C型肝炎ウイルスの感染によって肝臓の働きが悪くなる病氣で進行すると肝硬変や肝臓がんになります。
 初期の自覚症状がほとんどないため健康診断や人間ドックで発見されることが多いそうです。
 40歳代以上に感染者が多く、特に60歳を過ぎると病氣が早く進行するため積極的に検診を受けたほうが良いそうです。
 C型肝炎ウイルスは血液を介して感染するので空氣感染や飲食物による感染はないということです。
 感染者の多くは、C型肝炎ウイルスが発見される前の輸血や血液製剤、注射針の使いまわしが感染の原因と考えられています。
 現在は、このような医療行為で感染することはほとんどないそうですが、新たに問題となっているのはピアス、ボディアート、注射針を使う薬物常習者などです。
 C型肝炎は、治りにくい病氣と考えられていましたが、1992年のインターフェロンの治療で根治できるようになりました。
 世界における治療薬の開発も進んでいて、日本でも40の施設で新薬を使用した治療が行われているそうです。
 この治療法は根治率も高いのですが、その分リスクも大きく副作用(皮膚障害など)も出るということでした。
 「良い薬であることは間違いないが、本当に良いかは最終の試験結果まで待たなければならない」と言っておられたのは印象に残りました。
 最後に講師の先生方の生の声を聴くことで、この病氣の本当の怖さや正しい知識を学ぶことができました。これは公開講座ならではの良いところだと強く感じました。

(仙台市泉区・男性 H.M.)

  • LINEで送る