宇宙から観る地球環境
講師:河野 公一 氏(東北工業大学工学部情報通信工学科 講師)
日時:2009年5月8日(金)
場所:東北工業大学一番町ロビー 4Fホール
「宇宙から観る地球環境」とても興味が湧くテーマなので聴きに行って来ました。 参加者は30人位で学生さんが多く一般の人は私を含め少なめでした。
内容は人工衛星の種類や衛星の画像を用いた地球観測技術の研究事例が紹介されました。
一般に知られているのは氣象衛星ひまわり(静止衛星)ですが、東北工業大学情報通信工学科ではアメリカの氣象衛星ノアの画像を用いて日本、中国、ロシアの環境研究を行っています(ノアは17号と18号の2機が運用されている。)
ノアは北極と南極を周回する極軌道衛星のため地球全体を観測できる点が大きな特徴です。(地球を一周するのに104分)
あのオゾンホールは、ノアによって発見されたそうで初めて知り驚きました。
氣象観測以外に黄砂や森林火災の検出の研究が行われています。
ロシア極東地域での森林火災は日本のものとは比較にならないほど焼失面積が大きいため大量の二酸化炭素を排出する要因となっているのです。
地球環境の劣化を把握するためには過去から現在の衛星画像のデータ解析が、とても重要なことが分かりました。
人工衛星を一番多く飛ばしているのは先進国のアメリカです。その中でもイコノスは元々軍事用に開発され1メートル四方の小さなものまで識別できる性能があります。
最近になって民間にも開放されるようになったそうです。(軍事用は30センチ四方のものまで識別できる)
衛星の科学技術の進歩は本当に凄いものだと感じました。
また、ロシアの森林火災の主な原因が煙草の不始末によるものと知り人間の愚かさを感じました。
研究事例の解説では、専門用語も多く飛び出しメモを取る手も止まってしまうほどレベルの高い内容でした。
(仙台市泉区・男性 H.M.)
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