長寿社会を楽しむためのお口
■第1部「歯から起きる全身の病氣」
講師:飯久保正弘 氏(東北大学大学院歯学研究科 口腔診断学分野 講師)
■第2部「お口の中をのぞいて見ましょう」
講師:小関 健由 氏(東北大学大学院歯学研究科 予防歯科学分野 教授)
日時:2009年6月6日(土)13:00-13:45、14:00-14:45
場所:宮城・仙台口腔保健センター
6月4日からの歯の衛生週間にちなんで、「歯と口の健康づくり 市民のつどい」にて展示コーナーや健康チェック、体験コーナーと盛況な会場をまわり東北大学市民公開講座に足を運びました。
先生は「少し怖い話をしますよ」と前置きして実例の紹介となりました。
手足が痛くてモノが握れない、そして車イスでの移動を余儀なくされた患者さん。その原因には右下奥歯からの膿が原因で反応性関節炎の診断(軟骨細胞に作用)。
または前歯の詰め物が取れたのを放っておいた結果、過剰なアレルギー反応から掌蹠腺疱症という皮膚の角質細胞を攻撃する病氣に至ったケースなど、一見歯や口とはまったく関係性のない病氣でも症状からたどっていくと歯に原因があることが意外と多くみられる。その他にも不明熱やほっぺたに膿がたまっての蓄膿症、歯周病菌が血管から心臓に入り動脈硬化を引き起す、歯周病菌から血糖値が上がり糖尿病に至るなど数知れない症例でした。
歯についた白いネバネバを顕微鏡で覗いた映像が紹介され、そこには元氣に泳ぐバイキンのかたまりが……唖然としました。
成人期、高齢期の「口腔ケア」が全身の健康につながり命を守る重要なカギとなることを痛感しました。
(仙台市太白区・主婦A)
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