参加体験記

宮城の子どもたちの体力・運動能力の現状と課題

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平成21年度 宮城県PTA指導者中央研修会 講演及びシンポジウム
「宮城の子どもたちの体力・運動能力の現状と課題」

講師:前田 順一 氏(国立大学法人宮城教育大学教育学部)
日時:2009年7月29日(水)13:00~16:00
場所:宮城県庁行政庁舎2階講堂

 「ネズミを使って研究していた時は何処からも声はかかりませんでした。」
そう笑顔で講演されているのは「運動生理学」を研究の宮城教育大学の前田順一教授。宮城県教育委員会・文部科学省報告書及び2006年度に各都道府県教育委員会が公表した体力・運動能力調査報告書により宮城の子どもたちの体力、運動能力の現状を分析して今後の課題についてお話を伺いました。
 中学1年男子、高校3年男子の1500m持久走の40年で50秒程記録が落ちている年次変化。小学校5年生の立ち幅とびの例では47都道府県中、男子47位・女子46位。また2006年の肥満傾向児出現率では年齢11歳においては宮城がダントツ1位。
 いずれにしても喜ばしい数字ではなく軽視できないでしょう。
 暫時スーパーやコンビニの駐車場や電車の中でマナーの欠片もなく「ペタン」と座り込む若者が居たが、彼等にしてみれば「立っている」ことが「ハードルの高いこと」なのだと前田教授。……なるほどと思う反面、情け無い残念な気持ちで一杯になります。
 生活すること自体が運動する事だった時代を考えると、運動するのは体育の時間のみ、好きなものだけを食べ、TVゲームは長時間、あげく睡眠不足で体調不良。一見恵まれたようで実は心身ともに悪影響ばかりの背景がそこにあります。
 宮城の子どもたちの体力・運動能力の低下は、僅かな身体活動でも生きていけるようになった「便利な」生活と環境に原因があるようです。特に体重の移動をともなう種目での体力低下は著しく、体脂肪量の増大にともなう体重の増加に問題があります。食の摂取量と日常生活でのエネルギー消費量のバランス。子どもたちの運動量を確保する為には大人から率先して行動様式を変えていくことが必要なのです。
 『隗より始めよ』教授から締めくくりのメッセージです!
 身近なところから始めよ!言い出した者から始めよ!という事でしょう。
早速大人のひとりとして、お肉はやめてお魚を買って帰宅します。

(名高PTA・Y.E.)

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