ギャラリートーク「ポスターと時代」
(まちなか美術館「世界の名作ポスター1945~1990
復刻版でたどるグラフィックデザイン史PART1」関連イベント)
講師:篠原 良太 氏(東北工業大学ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科 講師)
三上 満良 氏(宮城県美術館 学芸員)
日時:2009年9月5日(土)13:00~14:30
場所:東北工業大学一番町ロビー
欧米の名作ポスター100作が復刻版で甦り1945年から1970年代の20作が、一階ロビーに展示されトークショーも行われました。
昔は、町中で映画のポスターが貼られていた光景をよく見かけたのに、いつの間にか消えてしまいました。
では、今ポスターが生き残っている場所はどこなのか?
それは駅や地下鉄で、観光ポスターや電車内の中吊りポスターなどよく目にします。
実際には、色々なポスターが作られているのに貼られる場所が限られるために見る機会が少なくなってきているのが現状なのです。
今回、特に印象に残ったのはベトナム反戦と麻薬撲滅のポスターで、70年代を象徴する作品です。
現在このような主義主張を訴えるものは非常に難しいようで反戦ポスターは、この主張に共感する人の所にしか貼れない、一般には知られない所になってしまうのです。
昔は、いいものを作り続けると貼る場所も増えていったそうで、昔からのポスターとしての地位が成り立たなくなってきているのが現状なのかもしれません。
戦後、都市のメディアの機能として大量に作られたポスターは時代の流れのなかでサイズやデザインなど大きく変化してきましたが、それ以外にも注目すべき点があることを今回のトークショーで初めて知りました。
次回は1970年~1990年代の名作ポスターの展示を来年4月に開催するそうなので、こちらも期待したいです。
(仙台市泉区・男性 H.M.)
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