編集部だより

心棒

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 「まなびのめ」柱の記事のひとつは、言うまでもなく「これからの主な『学び』イベント」である。「学術の世界と市民をつなぐ情報誌」たるを象徴する記事で、他の追随を許さないものと自負している。

 これまで編集作業に携わってみて知ったのは、主催者側も世間に対して告知に力を入れており、一方、受け取る市民の側も興味・関心を入り口として、学びの場との出逢いを少なからず求めていることである。そうであるからこそ、編集部としても毎回良質な「学び」イベントをご提供すべく情報収集に努め、Web版でも随時更新を図っている。

 どんな種類のイベントにしろ、今の世の中、各種メディアにおいて情報は溢れ返っているように思われるが、この「学び」に関するイベントにあっては、そうもいかないのが現実なのである。腹を据えて集めようという氣持ちがなければ、なかなか集まるものではないのである。

 今でこそWeb版によるイベント情報の投稿も多くはなってきたものの、大抵は足で稼ぎ体を使って収集しているものの方が断然に多い。各大学、公共施設を担当する営業部隊への収集依頼は元より、一般の社員にも随時声がけしている。それに加えて、過去に情報を提供していただいたところを中心に、各編集部員もいくつかの担当を決め、Web情報の定点観測を行ない、極力収集洩れの少なきよう氣をつけている。

 一方ひるがえって、このような取り組みの中では、我々と学術側との新たな出逢いに結び付くケースもある。情報を求めての一回の訪問、あるいは、苦労して辿り着いた1枚のホームページからイベント情報やり取りのきっかけが生まれ、その後も引き続きご縁が続いていく場合もある。

 それもこれも、「学術の世界と市民をつなぐ」という心棒があればこそのモチベーションが全ての原動力なのである。

「まなびのめ」編集部 佐藤 曜
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