夏本番です。暑くなってまいりました。それなのに天候はイマイチで、靄が出るほどの湿度には辟易している、仙台在住の伊藤です。私は暑くてむしむしするとき、静かで涼しい図書館に逃げ込みます。
ところで先日、図書館の職員の方とお話しする機会がありました。図書館の設備を色々と紹介していただいたのですが、参考図書(辞書、目録、百科事典の類)コーナーでのお話に感慨深いものがありました。
「今はインターネットがありますから、参考図書はほとんど使われませんね。今度、参考図書コーナーが全部パソコン閲覧室になるんです」というようなことをおっしゃいます。自分自身、何年も百科事典など開いてはおらず、ハッとするお言葉でした。時代の流れとはいえ、そんなにも用のないものになっていたんだなぁと寂しく思います。
後日そのことを振り返り、家の奥底にしまってあった(捨て置いていた……)大辞林を取り出してみました。重くかさばり、はなぎれはどこかに消え、かび臭く、薄汚れています。しかし、古いと切り捨てた辞典には、自分の知らないことがなんとたくさん書いてあるのかと驚きました。結局、大辞林を活用しきれないまま古ぼけさせてしまったのは自分だったと氣づかされます。
皆さんも、本棚で眠っている参考図書を開いてはみませんか。かび臭い本から新鮮な香りがただよってくるかもしれません。
※第2回まなびのめLive版は図書館をテーマに取り上げたいと思っています。詳細は未定ですが、お楽しみに!
「まなびのめ」編集部 伊藤秀平
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