願いは通じました。
4月30日「まなびのめ」第12号の発行です!
3月11日の震災で弊社も印刷機械に大打撃を受けましたが、社員はもちろん、メーカー様や協力会社の皆様と多くの方々のご尽力をいただき、戒心しながらも目を見張るスピードで復旧は進んでいきました。
4月に入り「明日から本格的に印刷機が稼働するぞ!」そんな意氣込みを頼もしく、心はずませていた私でしたが、4月7日、まさかの大型の余震に見舞われ、前にも増しての大ダメージを受けてしまいました。如何なる印刷物も無事お客さまのもとへお届け出来るか危ぶまれていました。
そんな中「まなびのめ」編集部において、このような時だからこそ早い段階で「まなびのめ」を世の中に送り出そうという強い氣持ちが沸き上がりました。
毎日毎日余震の不安との戦いのなか、研究者からの発信は既に整っています。データは出来上がっているのです。どうか印刷機械を無事稼働させてください。
神様、どうか「まなびのめ」を印刷させてください!
4月30日を発行の日と決定してからは、そんな祈る思いで毎日復興の時をすごしました。
そして遂に市瀬様より提供された紙が入荷します。(全国的に思うように紙の手配も難しい中での温かい協力です)
印刷機械も無事作動。一刻も速く皆様のもとに飛び出していきたいのでしょうか?樺桜の鮮やかな蘇芳と赤花の色が踊っているかのように重なっていきました。
速く刷り終わって!刷り上がってしまえばこっちのもの……。しかし油断は出来ません!
阿部正志製本様において断裁、そして丁寧に折り上げられてようやく一安心なのです。そのあとテイクワン様の協力をいただき、仙台市内77ヶ所のスーパーやホームセンターなどに設置していただくことになります。(今号はいつも設置させていただいている市民センターや大学、公共の施設なども休館を余儀なくされているところが多く開館の予定も難しいようです。Web版をぜひご利用ください。)
「まなびのめ」創刊の印刷に立会い感じたわくわくするドキドキ感と比べたら、言いようも無い不安の中での速く速くと祈るドキドキ感……このような形での発行は大きな「学び」につながりました。ご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
皆様のお出かけ先で「まなびのめ」をみかけましたら、どうかお手にとってご覧ください。
「まなびのめ」編集部の熱い想いを感じていただけたら幸いです。
![まなびのめ - 学術の世界と市民をつなぐ情報誌 [Web版]](http://manabinome.com/wp/wp-content/uploads/2016/04/sub-rogo.png)