編集部だより

創刊“準備”1号 発行顛末記

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 社内に「企画部を!」という声が日増しに高まるなか、その必要性と方向性を探るため「アイディア談話会」というグループが集まりました。
 この談話会のメンバー、企画部の「種」となる予定でしたが、結果、成長してみるとこの「まなびのめ編集部」として結実することとなりました。
 談話会は当初、「(印刷物以外の)企画・立案・提案についてどんな知識、スキルが必要か?」ということを学び、実際の手順を踏んで実践に繋げようということで集まったメンバーでした。
 その学びのなかで「笹氣にしかできないこと」「新しいビジネス展開を」など模索し、「じゃあ何ができる?」と自己分析をした結果、「もう一度原点に戻ろう」という結論を導き出しました。
 当社は昨年85周年をむかえ、そろそろ地域でも「永いね」とか「古いよね」と言われる歳を経ました。
 会社設立の黎明から文字組版に心血を注ぎ、脈々と学術・研究書や自費出版という世界でその技術を培ってきました。
 「ずっと学術・研究書を手がけてきた」という自負と、永年地域の皆様に可愛がってきてもらったという思いから、今回「じゃあ、その間に立ってお役に立つことはできないか」というところから、「学術の世界と市民をつなぐ」というコンセプトが生まれ、「まなびのめ」創刊へとたどり着きました。
 これが「企画部を!」という社内的な目論見が、いつしか社外へ目を向け始めた瞬間でした。
 編集会議にあたっては、正直、みんな慣れていないことだらけで一つ決めるのに大揉めです。
 なにせ文字を組み、印刷をして、製本をしてお客様の手元に届ける、ということを黙々とやってきた会社です。それも一般の方よりも大学や学術団体、研究施設の方々が圧倒的です。
 営業も印刷物のことのならなんでも聴いてといえますが、じゃあ記事の企画・選別となれば、また話が変わってきます。
 「まなびのめ」の方向性を決めるところから揉めて、どんな記事を載せれば手に取る人に喜んでもらえるのか取材依頼でも揉めて、ロゴの決定は最後の最後まで決定が延ばされてしまいました。
 そんなこんなの半年間の編集会議でしたが、その集大成がここにできあがりました。
 そして、この情報誌はペーパーだけにとどまらず、この「Web版」としても立ち上がりました。
 Web版はペーパー版の「行間」を補完し、「リアルタイム」の利点を生かして情報ポータルとしての情報発信を目的とします。
 まだまだ自己満足の域を出ませんが、それでも手にとって見ていただいた方、サイトを見て下さった方の「学び」のきっかけにしてもらえれば、これに勝る喜びはありません。
 まだ創刊“準備”号ですが創刊にむけて今後も「学術の世界と市民をつなぐ」というコンセプトのもと、改良改善していきます。
 これからも紛糾する(?)編集会議の様子や編集部メンバーそれぞれの思いも、今後ここでお伝えしていく予定です。

 最後までお読み下さってありがとうございます。

「まなびのめ」編集部 笹氣義幸
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