編集部だより

ふと、氣づいた当たり前で大事なこと

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 先日、近所の図書館にいきました。
 ふと、図書館の入り口付近を見渡すと、「まなびのめ」7号が青い輝きを放ち、そこに佇んでおり、少し感動してしまいました。
 自分が製作に携わっているものを街中で見つけるのは、やはり嬉しいことです。
 さらには、そこに近づいてきた一人の男性が「まなびのめ」をパラパラと捲り、終いには持っていってくれました。
 思わず、抱きついて「有り難う御座います」と言いたいところを我慢しつつ、にやける頬をマフラーで隠しつつも、満ちあふれるような氣持ちになりました。

 それと同時に氣づいたのは、「つくる」のが当たり前になっている自分の心。

 パソコンで編集が終わり、印刷が行われ、納品されたらそれで自分の製作物は自分の手を離れますが、それは同時に世間に商品が「出始める」こと。
 受取手の最終地点である、「読み手」の手元に初めて「物」が届きます。
 読者の方にとってはむしろそこがスタートなのです。

 いち市民として出向いた図書館に置かれた「まなびのめ」を見た瞬間に、そこにある「まなびのめ」が市民のみなさまに提供されているものなのだと、改めて実感しました。

 よく、「言葉は発せられた瞬間に魂を持つ」という意味で『言霊』という言葉がありますが、それは「物」にも同じことがいえるでしょう。
 「物」は人の手が加わった時点で魂が宿るはずです。『物霊』とでもいうのでしょうか。
 それはつくり手の想いが大きければ大きいほど、強い魂となり、それはかならずユーザーの方に届くのだと思います。
 「まなびのめ」紙版は4月5日に第8号が発刊されます。
 読者様の手元に届くのはその一日後か十日後か一ヶ月後か・・・
 読者様の手元に届いて読み始めた瞬間に、「まなびのめ」編集部の『物霊』が読者様に届くように誠心誠意、想いを込めて製作に取りかかっていきます。

「まなびのめ」編集部  菅野 保広

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