主催
仙台市天文台
内容
アントロポセン(Anthoropocene)とは日本語では人新世(じんしんせい)と訳されています。将来、地層の状態から地質年代を区分する時、人類活動の痕跡が残っている層が見つかるだろうから、その年代、すなわち現代を、アントロポセンと呼ぼうとの提案です。では、地層に残る人類活動の痕跡とは何でしょう。原子・水素爆弾の爆発や原子力発電所の事故でまき散らされた放射性物質かもしれません。大量に使われている農薬や化学肥料などの化学物質かもしれません。焼き畑や頻発する森林火災によるススかもしれません。そう、近年問題となっているマイクロ・プラスチックかもしれません。講演では主に地球温暖化とプラスチック問題を取り上げ、人類活動の地球環境への影響を考えてみたいと思います。
開催場所・日時
仙台市天文台加藤・小坂ホール(仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32)
2020年4月25日(土)14:00-15:30
講師
花輪 公雄 氏(東北大学名誉教授)
問合せ先
仙台市天文台
〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32
TEL 022-391-1300 FAX 022-391-1301
http://www.sendai-astro.jp/
定員
50名
受講料
無料