石巻専修大学 理工学部 教授 水野 純 先生 ブラジル生まれの「日系2.5 世」 出身はブラジルですが、大学の卒業後に来日し、今では日本での生活の方が長くなりました。母は日系2 世で、日本から仕事で行った父と結婚したの […]
研究者インタビュー
学びの庭におじゃまします
私たち市民の身近なところで、様々な興味深い研究が進められています。その研究内容や経緯、研究者の横顔、「学び」に対する想いなどを研究者ご本人に語っていただきます。
2050年の新しい介護・福祉のために
東北大学大学院 工学研究科 教授 平田 泰久 先生 ロボットは「感じて・考えて・動く」 ロボットの研究と聞くと、人間の形をして歩いたり話したりするものを思い浮かべるかもしれません。しかし円盤型のお掃除ロボットや、腕型で […]
地域の歴史から見た日本の戦争
(元)東北大学大学院 文学研究科 助教 伴野 文亮 先生 戦地の兵士と地元を結んだ軍事郵便 小学校1 年の時に、NHK の大河ドラマ「秀吉」を見て歴史に興味を持ち始めました。私は静岡県の出身ですが、翌年の「毛利元就」に […]
戦争を禁止し、戦争のルールを定める国際法とは
宮城大学 基盤教育群 准教授 仲宗根 卓 先生 アウシュヴィッツ博物館の衝撃 私の専門は国際公法です。国際法には、国際結婚や貿易取引のように複数の国にまたがる私人間の法律関係を扱う国際私法と、国家間の相互関係を規律する […]
対話の場に学ぶ社会学
東北文化学園大学 現代社会学部 教授 山尾 貴則 先生 意識せずに人を排除する社会 ホームレスと呼ばれる人たちや、引きこもりと呼ばれる人たちは、自ら「社会との対話」を拒んで、自分の殻に閉じこもっているように思われるかも […]
対話を促す哲学の視点
東北大学 大学院文学研究科・文学部 教授 直江 清隆 先生 哲学の立場から科学技術を考える 「技術は本当に人間を幸せにするか?」などの問題を、主に哲学の立場から考える研究をしています。便利さや効率のみを追求することが人 […]
避難の呼びかけは届かなかった
宮城教育大学 准教授 松﨑 丈 先生 聞こえない授業を受け続けた 私は「ろう者」で、生まれた時から耳が聞こえません。意思疎通の主な手段は手話と文字です。本学で教員を務めており、聴覚障害領域の教員を目指す学生向けの授業は […]
「知る」+「考える」で命を守る
東北大学災害科学国際研究所 防災実践推進部門 准教授 佐藤 翔輔 先生 被災地の声に学んで防災・減災に活かす 東北大学の災害科学国際研究所で、主に災害・防災に関するコミュニケーションの問題を研究しています。被災した地域 […]
あなたは「耳撃者」になれますか?
東北工業大学 工学部教授 木戸 博 先生 警察庁→防衛庁→警察庁→大学の研究者 私は子どもの時から船が好きで好きでたまらず、造船に携わるのが夢でした。しかし途中あまりにもいろいろとあり過ぎて(笑)、なぜか音声の研究者に […]
お坊さんが唱えるお経も「音楽」です
宮城学院女子大学 一般教育部教授・音楽リエゾンセンター長 大内 典 先生 音楽科の財産を地域に開く 本学が2016年に開設した「音楽リエゾンセンター」のセンター長を務めています。設立のきっかけのひとつは、東日本大震災後 […]
感染症研究と医療の現場を結ぶ
東北文化学園大学 抗感染症薬開発研究部門 特任教授専門=感染症学・化学療法学・抗酸菌病学 渡辺 彰 先生 医療現場に医学研究の最新成果を届ける 私は、東北大学で感染症の研究と医療現場の両方に長く携わってきました。3年前 […]
酒販店に生まれて醸造研究の道へ
宮城大学 食産業学群 教授専門=発酵・醸造学 金内 誠 先生 地ビール先進国だったアメリカ合衆国へ 実家は山形県米沢市にある「金内酒店」です。お酒が飲めなかった子どもの頃から醸造や菌は身近な存在で、大学は生物関係に進み […]
動物を調べると人間も分かる
(前)石巻専修大学 理工学部 教授比較栄養生理学・家畜文化論・東日本大震災後の生活復興 坂田 隆 先生 ヒトもすごいがラクダもすごい 高校時代には人文科学に関心がありましたが、結局東北大学農学部の畜産学科に進みました。 […]
江戸時代の人の目で動物を見る
(前)東北大学災害科学国際研究所 人間・社会対応研究部門 助教専門=日本文化史・歴史資料保存 安田 容子 先生 小学生の時に出会った伊藤若冲の絵 私は宮城生まれの京都育ちです。子どもの時から動物が大好きで、京都では住ま […]
災害によるコミュニティの移転を考える
東北大学災害科学国際研究所 准教授専門=都市計画・建築計画 井内加奈子 先生 欧米ではコミュニティ単位での移転は珍しい 2012年に設立された東北大学の災害科学国際研究所で、日本や他国で発生した災害や復興・防災について […]
コミュニティはスイカ型からブドウ型へ
東北工業大学 建築学部(建築学科)准教授専門=建築計画・住まいまちづくり 新井 信幸 先生 今ある建物の再活用で満足度を高める 建物を新しく造ることだけが建築ではありません。むしろ今は既にある建物に手を入れて、活かして […]
児童文学で世界を創り上げる力を
宮城教育大学 教育学部 教授/同大学附属図書館長専門=児童文学 中地 文 先生 宮沢賢治はなぜ童話を選んだのか 子どもの時から物語が大好きで、様々な児童文学を読んで育ちました。中学・高校になると大人向けの小説も読むよう […]
仙台・宮城は児童文学の豊かな地
仙台文学館 学芸員 庄司 潤子 さん 来年夏こそ「みちのく妖怪ツアー」を 1999年開館の仙台文学館に、準備室時代から学芸員として勤務しています。学芸員は資料の収集や展示を行う、「博物館法」という法律に定められた専門職 […]
コロナ禍の今、稲垣忠先生・久保順也先生からコメントをいただきました。
コロナ禍の今、 稲垣忠先生からコメントをいただきました。 東北学院大学 教養学部 准教授(現・文学部教育学科 教授) 専攻=教育工学・情報教育 稲垣 忠 先生 ─学校でのICT化はその後どのように進展していますか? 7 […]
宮城の農業用水は世界のお手本
宮城大学 事業構想学群・食産業学群 教授専門=農業水利学 郷古 雅春 先生 県庁職員から50代で大学教員に 私は大学を卒業後、農業土木の技術者として30年以上働いてきました。宮城県の職員から大学の教員になったのは6年前 […]