研究者インタビュー

学びの庭におじゃまします 
私たち市民の身近なところで、様々な興味深い研究が進められています。その研究内容や経緯、研究者の横顔、「学び」に対する想いなどを研究者ご本人に語っていただきます。

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カルトに抗し未来を開く「宗教多元主義」

東北学院大学 大学院文学研究科・文学部 教授 川島 堅二 先生 教会の牧師を務めながら研究者の道へ  私の父方は、曽祖父の代から熱心なプロテスタントの信者です。明治の初めに仏教から改宗したそうで、「仏壇はそのとき川に流し […]

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大学院で養成する「宗教的ケア」の担い手

東北大学大学院 文学研究科 教授 谷山 洋三 先生 宗教的ケア・スピリチュアルケアの役割  私は石川県金沢市のお寺に三男として生まれました。宗派は真宗大谷派で、現在は長兄が父の跡を継いで住職を務めています。私も9歳の時に […]

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経営側と働く側は対話していますか?

東北工業大学 ライフデザイン学部 准教授 佐藤 飛鳥 先生 「人的資源管理」を知っていますか?  アメリカの労働市場や企業経営について研究しながら、実際に新商品開発に関わったり、学生たちにそれを体験させる講義をしています […]

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男性の家事を宮城と全国で比べると

宮城学院女子大学 生活科学部 准教授 藤田 嘉代子 先生 「女の子だから」の期待があった頃  アンケートやインタビューなどの手法を用いて、家族、ジェンダー、そして今回のテーマであるワークライフバランスなどを研究してきまし […]

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市民と生態学者が共に調べた成果

東北大学大学院 生命科学研究科 教授 占部 城太郎 先生 震災前後の海辺の生物の比較調査へ  私は横浜の丘陵地に生まれ育ち、子どもの時は雑木林や湿地で虫や魚をとって遊んでいました。東京水産大学、現在の東京海洋大学に進んだ […]

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住民と生態学者が共に考えた復興

東北学院大学 地域総合学部 教授 平吹 喜彦 先生 中国で震災を知り急いで帰国  故郷の山形では子どもの時、ずっと野外で遊んでいました。生物担当の高校教師だった父の影響もあって虫や草花の採集も大好きで、高校では生物部に入 […]

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「国民」であることとは

東北医科薬科大学 教養教育センター 講師 加藤 雄大 先生 「国民」の外から「人権」をみる  最近の「出入国管理及び難民認定法」(入管難民法)の改正に向けた動きは、賛否両極の議論を呼びながら、それが含んでいる様々な問題に […]

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当事者の視点による災害女性学を

宮城学院女子大学 一般教育部 教授 天童 睦子 先生 歴史を学ぶことで見えてくる  2015年に着任して以来、人権やキャリアに関する教育に主導的な立場で関わってきました。本学では全ての新入生が「女性と人権」という講義を履 […]

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不安や恐怖の正体に生物学で迫る

東北大学大学院 情報科学研究科 助教 内田 克哉 先生 医療につながる生物学研究を  医学部や工学部で学生の教育に携わりながら、大学院で脳に関する情報生物学を研究しています。生物に興味を持ったきっかけは、小学校低学年の時 […]

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怪異と幻想の世界を描く日本文学

宮城学院女子大学 学芸学部 教授 深澤 昌夫 先生 昔から怪談好きだった日本人  本学では4年前まで、「夏の怪談教室」と題する公開講座を行っていました。副題は「怪異と幻想の日本文学」です。私は怪談を専門的に研究しているわ […]

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「幸せな国」デンマークで大人はこう学ぶ

東北学院大学 地域総合学部 教授 原  義彦 先生 公民館の「公民」とは?  日本やデンマークにおける「大人の学び」について研究をしています。多くの大人や高齢者が学ぶ各地の公民館は、日本固有のユニークな教育施設です。公民 […]

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豊かな人生への学びは「平等な会話」から

尚絅学院大学 人文社会学群 教授 松田 道雄 先生 発想を形にするワクワクこそが学び  生涯学習や地域づくりを研究し、大学で教えながら様々な活動に関わってきました。「学び」と聞くと学校教育や、一人で勉強するイメージが強い […]

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被災地発の新しい観光ビジネス

宮城学院女子大学 現代ビジネス学部 教授宮城大学名誉教授・宮城学院女子大学名誉教授 宮原 育子 先生 東北で見つけた新しい観光のかたち  専門学校を卒業後、旅行会社で11年の勤務を経て、大学に社会人入学しました。専攻は自 […]

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被災地に立ち上がる企業家精神

東北大学大学院 経済学研究科 教授 福嶋 路 先生 「企業家精神」と大災害  私の専門は経営学で、地域の企業活動を中心に研究してきました。株式会社はもちろん企業の代表例です。しかし企業とは本来、事業を企てて計画的・継続的 […]

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小さな小さなロボットシステム

石巻専修大学 理工学部 教授 水野 純 先生 ブラジル生まれの「日系2.5 世」  出身はブラジルですが、大学の卒業後に来日し、今では日本での生活の方が長くなりました。母は日系2 世で、日本から仕事で行った父と結婚したの […]

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2050年の新しい介護・福祉のために

東北大学大学院 工学研究科 教授 平田 泰久 先生 ロボットは「感じて・考えて・動く」  ロボットの研究と聞くと、人間の形をして歩いたり話したりするものを思い浮かべるかもしれません。しかし円盤型のお掃除ロボットや、腕型で […]

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地域の歴史から見た日本の戦争

(元)東北大学大学院 文学研究科 助教 伴野 文亮 先生 戦地の兵士と地元を結んだ軍事郵便  小学校1 年の時に、NHK の大河ドラマ「秀吉」を見て歴史に興味を持ち始めました。私は静岡県の出身ですが、翌年の「毛利元就」に […]

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戦争を禁止し、戦争のルールを定める国際法とは

宮城大学 基盤教育群 准教授 仲宗根 卓 先生 アウシュヴィッツ博物館の衝撃  私の専門は国際公法です。国際法には、国際結婚や貿易取引のように複数の国にまたがる私人間の法律関係を扱う国際私法と、国家間の相互関係を規律する […]

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対話の場に学ぶ社会学

東北文化学園大学 現代社会学部 教授 山尾 貴則 先生 意識せずに人を排除する社会  ホームレスと呼ばれる人たちや、引きこもりと呼ばれる人たちは、自ら「社会との対話」を拒んで、自分の殻に閉じこもっているように思われるかも […]

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対話を促す哲学の視点

東北大学 大学院文学研究科・文学部 教授 直江 清隆 先生 哲学の立場から科学技術を考える  「技術は本当に人間を幸せにするか?」などの問題を、主に哲学の立場から考える研究をしています。便利さや効率のみを追求することが人 […]