研究者インタビュー

学びの庭におじゃまします 
私たち市民の身近なところで、様々な興味深い研究が進められています。その研究内容や経緯、研究者の横顔、「学び」に対する想いなどを研究者ご本人に語っていただきます。

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本当に良くできている免疫のしくみ

動物が大好きなのにアレルギーだった  宮城大学に食品系の学部が設立された2005年から勤務し、畜産に関わる研究をしています。実験室でマウスを使い、免疫・感染症・寄生虫などについて調べることが多いのですが、家畜の生育や病氣 […]

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研究者としてがん免疫療法に挑む

小学生のとき志賀潔先生に面会  私は母校である東北大学で研究生活を始め、宮城県立がんセンター、東北福祉大学に勤務しました。78歳の現在も、仙台微生物研究所の代表として研究を続けつつ、クリニックで主にがんの患者さんの治療に […]

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外国人急増の日本はドイツに学ぼう

東北で増え続ける外国人労働者  日本には今、宮城県の人口より多い260万人以上の外国人が暮らしています。これは日本の人口の50人に1人、約2%にあたり、統計を取り始めた1959年以降、最多となっています。  この4月から […]

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日本人と留学生が「共修」で成果

東北大学が進める「異文化間交流」  グローバルラーニングセンターの副センター長として、留学生の受け入れと支援、日本人学生の留学派遣などを担当しています。これらの業務、授業、研究に加えて海外出張も多いため、スポーツジムでの […]

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災害時に健康を保つのは絆

震災で備えの不十分さが明らかに  2011年3月11日の地震発生時はこの建物、歯学研究科の基礎研究棟にいました。当時研究室は4階でしたが、ものすごい音がして強い揺れが続き、棚の本が落ちるなど部屋がめちゃめちゃです。何とか […]

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体操と微笑みが健康を作る

避難所で身を縮めた夜  2011年3月11日の地震発生時は、大学のステーションキャンパスにいました。大学のある国見地区の方々向けに、研究事業の報告会を行っていたのです。会場が8階だったこともあって揺れは大きく、天井の照明 […]

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日本食=健康食を世界に証明する

和食と日本食を区別する  昨年(2017年)「日本食と健康研究会」を立ち上げました。会員は13名で、日本食が健康に与える好影響について、会の発足以前から共に研究してきた方々です。私は食べ物が体にどうはたらくのかを研究して […]

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生徒の自治を育む「部活動学」の確立へ

「ブラック部活動」という批判を超えて  昨年(2017年)12月に「部活動学会」を設立しました。呼びかけ人である学習院大学の長沼豊先生が会長、私は副会長です。現在の会員は200名ほどで、大学の教員や、中学や高校で部活動の […]

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がんの早期発見をにおいで

がん検診をもっと簡単にしたい  私たちの研究室では、がんの診断法や治療薬の開発に取り組んでいます。医療が発達した現在、がんは必ずしも「死に至る不治の病氣」ではなくなりました。診断法や治療法が進歩したことで、がんになっても […]

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においは鼻と口と脳でかぐ

コーヒーの香りは人の行動を変える  私たちは困っている人を見かけて「力になりたい」と思っても、実際に声をかけることはためらいがちです。ところが昨年の10月、私が監修した食品メーカーの心理学的な実験では、たいへん興味深い結 […]

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仙台藩への評価は低すぎる

江戸時代の東北の武士に関心  オーストラリアの出身です。日本とオーストラリアは互いに重要な貿易相手国で、私が大学に入ったのは、日本がまだ高度経済成長を続けていた1971年。私は大学で日本語を学び、経済学部とアジア研究学部 […]

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維新が宮城の農村を変えた

明治維新で農村も近代化した  カナダの出身です。近代国家としての日本が明治元年(1868年)に始まったとすると、今年は「150周年」ですね。英国の植民地だったカナダが、自治領として独立したのが1867年。去年が「建国15 […]

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「コトのアート」で被災者支援を

「モノのアート」と「コトのアート」  私は美術の専門家として、学校教育と教員養成に携わってきました。現在の小学校の図工や中学校の美術では、作品の創作・観賞といった従来の内容に加えて、より幅広い創造や体験を楽しむ授業が行わ […]

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漁師の生活文化から防災・減災へ

気仙沼市に勤めながら民俗学を研究  2011年の震災当時、私は気仙沼市のリアス・アーク美術館に勤めていました。職場は高台でしたが、海の近くにあった自宅は津波で流され、母を亡くしました。  私は生まれも育ちも気仙沼です。小 […]

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いじめを臨床心理学で考える

人の心に寄り添う臨床心理学  子どもの自殺が相次ぐなど、いじめが大きな社会問題になっています。「学校はなぜ防げなかったのか」「いじめられる側にも問題があるのでは」「いじめは大人にもあり、完全になくすことはできない」など様 […]

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子どもと一緒に保育を考える

北欧の保育や子育て支援が教えてくれるもの  仙台大学は、今年度から「子ども運動教育学科」を開設しました。期待通り子どもが大好きでスポーツが大好きという学生たちが集まってくれて、幼稚園教諭免許、保育士資格、幼児体育指導者資 […]

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植物の眠りを分子で解く

マメ科植物は眠らないと死んでしまう  「庭に植えた枝豆を夜見たら、葉がしおれていて驚いた。あわてて水をやったが良かっただろうか」というご相談をよく受けます。「枝豆はダイズの未熟なものを言い、夜は葉を閉じて眠るんです。水を […]

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眠れない悩みを持つ方々へ

時間はあるのになぜか眠れない方  睡眠と在宅看護の2つが、私の主な研究テーマです。今年の3月には「定年までに身につけたい眠りの極意」という、市民向け講座でお話をさせていただきました。最近「定年退職したらたっぷり眠ろうと思 […]

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なぜ研究者がラーメンを開発するのか?

提案だけでなく地域と共に試みる  大学の使命は教育と研究と地域貢献ですが、私の場合この3つが1つになっています。私は、高校の教員を10年間務めた後、大学教員に転職し、八戸大学(現・八戸学院大学)に赴任しました。大学に着任 […]

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なぜ研究者の方から企業を訪ねるのか?

摩擦工学を生かした靴底から「仙台づけ丼」まで  私は研究者であると同時に、仙台市と福島県の非常勤職員として、地域産業の振興にも取り組んでいます。専門は摩擦・摩耗・潤滑を総合的に研究する「トライボロジー」。日本ではなじみが […]