名著への旅

編集部イチオシの「名著」をご紹介します。

名著への旅

第4回『古語雑談』

 今日まで日本語に関する著作は数多いが、この本は少々趣が違う。まず、章立てが奥ゆかしく出来ている。また、その節項目も順次関連しながら発展していく様は舌を巻くうまさである。加えて、日常なかなか知り得ない古文献からの引用が豊 […]

名著への旅

第3回 『情報の文明学』

 梅棹忠夫氏は国立民俗学博物館の初代館長を務めた方で、その代表的著作『情報産業論』が発表されたのは1963年(昭38)であった。「情報産業」という言葉は著者の造語であり、来るべき情報産業化社会の到来を世界に先駆けて予測し […]

名著への旅

第2回『まちづくりの発想』

   著者は横浜市の「みなとみらい21」を提案・推進し、成功させた人物で、ウィキペディアには「まちづくり」という言葉を全国に広めた人だと出ている。この方、並みの精神力ではない。  「まちづくり」の構造や思想、語り草となっ […]

名著への旅

第1回『大地』(一)~(四)

 この作品は今日一般に「大地」と呼びならわされているが、正確には「大地」・「息子たち」・「分裂せる家」の三部作仕立てである。十九世紀後半から二十世紀に遷り変わる時期の中国。貧農王龍が物語の基である。私には、三部の中では「 […]