名著への旅

編集部イチオシの「名著」をご紹介します。

名著への旅

第38回『日本の思想』

『日本の思想』  丸山 真男著  岩波新書  1961年11月20日 初版発行 Amazon  手元にある本書は2013年3月15日発行の第93版である。初版の刊行が1961年ということなので、約60年余りで93ほど版を […]

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第37回『釜ヶ崎から 貧困と野宿の日本』

『釜ヶ崎から 貧困と野宿の日本』  生田 武志 著  ちくま文庫  2016年1月7日2016/1/7 初版発行 Amazon  大学生のころより現地に通い、自ら日雇い労働を体験し、今では野宿者支援を行っている著者による […]

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第36回『古代ギリシャのリアル』

『古代ギリシャのリアル』  藤村 シシン 著  実業之日本社  2015年10月15日 初版発行 Amazon  なぜ本書を選んだかというと、著者・藤村シシンという人物に魅力を感じたからである。アニメ『聖闘士星矢』好きが […]

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第35回『代替医療解剖』

『代替医療解剖』  サイモン シン 著  新潮社  2013年8月28日 初版発行 Amazon  『フェルマーの最終定理』(2000)や『暗号解読』(2001)の著者であるサイモン・シンと、ホメオパシー研究者であるエツ […]

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第34回『春にして君を離れ』

『春にして君を離れ』 アガサ・クリスティー 著  早川書房  2004年4月16日2004/4/16 初版発行 Amazon わたしがこれまで誰についても真相を知らずにすごしてきたのは、こうあってほしいと思うようなことを […]

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第33回『まなざしの地獄』

『まなざしの地獄』  見田 宗介著  河出書房新社  2008年11月7日 初版発行 Amazon  「社会学をやっている」と言うと、「社会学って何をするんですか?」と毎回問われる。一言でいえば「できごとを他者や社会との […]

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第32回『陰翳礼讃』

『陰翳礼讃』(中公文庫)  谷崎 潤一郎 著  中央公論新社  1995年9月18日 初版発行 Amazon  昭和初期に書かれた随筆である。便利な西洋の文明装置のコードやスイッチは、純日本風の家屋では目障りに感じられ、 […]

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第31回『期待と回想 語りおろし伝』

『期待と回想 語りおろし伝』  鶴見 俊輔 著  朝日新聞社  2008年1月11日 初版発行 Amazon  今年7 月20 日に亡くなった思想家、鶴見俊輔が対話を通じて語り起こした自伝である。晶文社より1997 年出 […]

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第29回『日本語は天才である』

『日本語は天才である』 柳瀬 尚紀 著 新潮社 2009年9月29日 初版発行 Amazon  著者は数々の翻訳を手がけてきた柳瀬尚紀。かれが翻訳する上で駆使してきた、もしくは助けられてきた言葉遊びについての本である。 […]

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第28回『新編 銀河鉄道の夜』

『新編 銀河鉄道の夜』(新潮文庫)  宮沢 賢治 著  新潮社  1989年6月19日 初版発行 Amazon  「銀河鉄道の夜」は、言わずと知れた宮沢賢治の代表作である。しかし、実は作者生前未発表の作品であり、完成では […]

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第27回『風姿花伝』

『風姿花伝』(岩波文庫)  世阿弥 著  岩波書店  1958年10月25日 初版発行 Amazon  誰もが一度は耳にしたことがある書籍ではないだろうか。父である観阿弥とともに能を大成した世阿弥による、能の指南書、理論 […]

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第26回『はてしない物語』

『はてしない物語』  ミヒャエル・エンデ 著  岩波書店  1982年6月7日 初版発行 Amazon  本そのものの魅力が詰まった一冊である。  表紙はあかがね色の絹で、動かすとほのかに光る。パラパラとページをくってみ […]

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第25回『日本語ぽこりぽこり』

『日本語ぽこりぽこり』   アーサー・ビナード著  小学館  2005年2月28日 初版発行 Amazon  エッセイは日常の微細な出来事に焦点をあて、読者に楽しく「振り返り」をもたらしてくれるが、本書はそうした営みを日 […]

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第24回『土』

『土』 (新潮文庫)  長塚 節 著  新潮社  1950年6月13日 初版発行 Amazon  長塚の『土』は、漱石が「余の娘が年頃になって、音楽会がどうだの、帝国座がどうだのと言い募る時分になったら、余は是非この『土 […]

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第23回『大阪弁ちゃらんぽらん』

『大阪弁ちゃらんぽらん』 (中公文庫)  田辺 聖子 著  中央公論社  1997年3月18日 初版発行 Amazon  本書は「辞書」である。表題どおり、「大阪弁」の辞書である。「ああしんど」「あかん」「えげつない」な […]

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第22回『1984年』

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8) ジョージ・オーウェル 著 早川書房 1972年2月1日 初版発行 Amazon  1984年4月4日  ウェリントンが日記に書いた、記念すべき一言である。  物資不足と絶え間ない戦 […]

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第21回『読書と社会科学』

読書と社会科学 (岩波新書) 内田 義彦著 岩波書店 1985年1月21日 初版発行 Amazon  「名著」とは何か、という問いかけに対して「古典である」と答えることができるかもしれない。「古典」は人々に読み継がれてき […]

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第20回『足摺岬』

足摺岬 田宮虎彦 著 新潮社 日本文学全集35 より 1971年7月20日 初版発行  小欄での私の担当は今回で終了する。最後に、私自身がこの先も長く大切にしていきたい作品を取り上げることにした。  この集は、『落城』『 […]

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第19回『黄色い部屋の謎』

黄色い部屋の謎 (創元推理文庫) ガストン・ルルー 著 東京創元社 2008年1月31日2008/1/31 初版発行 Amazon  ガストン・ルルーと言えば、『オペラ座の怪人』の著者としてご記憶の方も多いであろう。本作 […]