参加体験記

音楽に見るブルターニュの文化とその現代性

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<国際文化研究科公開国際交流プログラム>
「音楽に見るブルターニュの文化とその現代性」
Culture bretonne et modernit

日時:2007年10月27日(土)13:30~16:30
場所:東北大学川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟 6F大ホール

 レンヌ第2大学教授のイヴ・ドゥフランス先生のフランス語による講演(通訳付き)で、主にブルターニュ地域圏の民族音楽とその音楽による地域復興の歴史のお話でした。参加者は約40名ほど。
 ブルターニュ地域圏というのはレンヌを首府とする地域で、もともとは独立した公国として存在していましたが、フランスに吸収された地方です。その際に独自の音楽文化は失われてしまったそうです。50年ほど前から文化の復興が始まり、1980代からフランス政策もパリ中心政策から変わり、地方へ人、モノが還元されるようになったとのこと。
 その原動力となったのは地元の人たちの「失われた自分たちの文化を取り戻そう」という思いだということです。
 レンヌは仙台と1967年に国際姉妹都市提携をしており、その40周年となる節目に遠い姉妹都市であるレンヌに思いを馳せることができた講演でした。

(若林区・よっちゃん)

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