コロナ禍やら大地震やら、いろいろと大変なことが続いておりますが、
様々な状況におかれても、「学び」の意欲を失わない人々も多いかと思います。
そんな「まなびのめ」読者にはぴったりでしょう、
ということで1冊の本が編集部に送られてきました。
『雑学1000題 ざつがくせんだい』
(ざつがくがくしゅう倶楽部著 金港堂出版部 2019年)
歴史や観光、伝統行事、芸術・文化に地名、スポーツ、地元学などなど、
多岐にわたるジャンルごとに、仙台にまつわるクイズを1000題作成し、
1冊の本にまとめたものです。
難易度も初級、中級、上級と分かれていて、
住民ならわかって当然の問題から
地元民でも初めて知るような難題まで、
多くの人が楽しめるようになっています。
たとえば、
<歴史・史跡・伝統工芸品 初級>
Q.26 伊達政宗公の幼名はどれでしょうか。
①竺丸 ②捨丸 ③梵天丸 ④竹千代
<芸術・文化 初級>
Q.88 宮城県美術館に併設されている記念館の名称は何と言いますか。
①土井晩翠記念館 ②佐藤忠良記念館 ③原阿佐緒記念館 ④伊達政宗記念館
<行政 中級>
Q.490 仙台市の市章は何を意味していますか。
①100万都市を目指して ②三ツ引両紋と「仙」の文字
③3郡合併 ④仙台市内を流れる3つの川
<教育 中級>
Q.505 仙台文学館の初代館長は誰ですか。
①瀬名秀明 ②熊谷達也 ③佐伯一麦 ④井上ひさし
<交通・地理・地名 上級>
Q.871 国道48号線の起点は仙台市内ですがどこでしょうか。
①錦町公園前 ②市民会館前 ③勾当台公園前 ④花京院前
<地元学 上級>
Q.998 仙台弁の「じる」の意味は何でしょうか。
①盗む ②悪口を言う ③お金を貸す ④真似をする
初級からなかなか歯ごたえのある問題もありました。
中級・上級も知ってる人は知ってますね(当たり前か)。
クイズって、問題をつくるのが意外と簡単じゃないかもしれません。
それを1000題(おまけの2題もあり)もまとめるのは
相当なエネルギーだったと推察されます。
正解は、ぜひ地元の書店・金港堂さんなどでお買い求めいただいて、
お確かめくださいませ(定価:1200円+税=1320円)。
「知るって楽しい」ですね。
「まなびのめ」編集長 川又進
<国立国会図書館サーチ 書誌情報>
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029641331-00
<金港堂出版部 出版物一覧>
http://books-kinkodo.co.jp/syu/index.htm