参加体験記

東北アジアの環境とエネルギー

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北東アジア研究交流ネットワーク 第4回フォーラム「東北アジアの環境とエネルギー -その安全保障を考える-」

日時:2008年11月7日(土)13:00~17:30
場所:東北大学 片平キャンパス さくらホール

■基調講演
「東北アジアにおける環境協力」
   講 師:染野 憲治 氏(東京財団政策研究部研究員兼政策プロデューサー)
            (前・環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室室長)
「中国における環境問題の現状と課題」
   講 師:大塚 健司 氏(日本貿易振興機構 アジア経済研究所主任研究員)

■パネルディスカッション
   司 会:明日香寿川 氏(東北大学東北アジア研究センター教授)
「東北アジアにおけるカーボンビジネスについて」
  パネラー:田中  弘 氏(日本カーボンファイナンス特別顧問)
「ロシアの環境エネルギー戦略」
  パネラー:森岡  裕 氏(富山大学経済学部教授)
「モンゴルにおける環境問題の現状と課題」
  パネラー:ナチン  氏(国立民族学博物館特別研究員)
「韓国の環境問題と東北アジアの環境協力について」
  パネラー:羅  星仁 氏(広島修道大学人間環境学科教授)

 「環境問題」や「地球温暖化」という言葉は日々の生活の中で当たり前に耳にするようになりました。日本はもちろん、世界的に捉えても「酸性雨」「黄砂」など規模の違いはあれど数知れない取組が行われているように感じます。
 今日のフォーラムの趣旨説明の冒頭に、「環境問題とエネルギー問題はコインの表と裏の関係にある。」とありましたが、地球規模での協力そして資金援助などがますます重要な鍵となるようです。
 アメリカ経済にこれまでのような役割を期待し続けることは難しくなり、日本企業が保有する多くの技術的支援が、アジアの途上国に対して益々期待されることになるのでは?
 パネルディスカッションでの質問に中国、韓国、ロシア、モンゴル、それぞれの国民レベルの違いを、パネラーの受け止めた範囲という事で感想を頂きました。
 中国、韓国、ロシア等は国民レベルがまだまだ低く、器を調えるのはいいが敢行しない、意識は高いが行動に繋げない。モンゴルは潔癖なところがある。欧米はビジネスで動くが、日本の貢献度は高く尚かつその協力性はピュアである。(中国など日本に頼るところも少なくない)……、など国民性が理解できる内容でした。ただ、単に多額の資金が流出するだけの日本にならないように懇願します。
 いずれにしても環境問題は1つの国だけでは解決できず、共同で出来るテーマなどを掲げ新たなアイデアやノウハウの導入が必要なように感じました。

(仙台市太白区・主婦A)

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