参加体験記

日本とアメリカにおける若者の貧困問題を考える

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学都仙台コンソーシアム・サテライトキャンパス公開講座
「日本とアメリカにおける若者の貧困問題を考える」

講師:立花顕一郎 氏(東北文化学園大学総合政策学部 准教授)
日時:2009年11月21日(土)15:00~16:30
場所:仙台市市民活動サポートセンター 6階セミナーホール

 会場に着くなり、この講座名から考えて『ご年配の方々が沢山!こんなにも関心がある事柄なのだ!』と驚きました。
 まず、立花先生は『若者の貧困は奥が深く、裾野が広い問題』と切り出しました。
 日本よりアメリカは学歴社会で『大学教育』が就職や安定した生活の為に事実上不可欠。しかし失業率が高く、貧困となってしまった家庭では親の収入と子供の学力が比例します。貧困と教育格差が連鎖し、充分な教育を受ける事ができずに非正規労働者となれば、法的権力が不安定な中で利用され、不正の温床・保険の未加入も加わって貧困のスパイラルに歯止めが効きません。
 アメリカの現状が数年後の日本だとお話を伺い、社会全体で能力や努力・意欲や希望を平等に認め、苦しい状況を改善していく必要があると感じました。
 立花先生の留学先での実体験を含めたユーモアタップリなお話で、会場内の雰囲氣がとても良かったです。

(仙台若林区・女性 太陽)

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