参加体験記

高山 登が追求する造形

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まちなか美術講座(14)「高山 登が追求する造形」

講師:和田 浩一 氏(宮城県美術館学芸員)
日時:2010年1月30日(土) 13:00~14:30
場所:東北工業大学一番町ロビー

 せっかく氣軽に講座というものに参加できる機会があるのだから、と思い立ってすぐにこの講座に足を運んでみました。
 興味はあれど造形芸術に詳しい程ではなく、この講座が初めて高山 登氏の作品を鑑賞する機会でした。美術作品との「初対面」は大抵の場合は美術館や作品集などで出会うものと思います。ですので講座にて解説をして頂きながらスクリーンで作品を眺める「初対面」は新鮮なものでした。どうして枕木という素材を選んだのか、それで彼は何を表そうとしていたのか……。氣まぐれに鑑賞するだけでは知ることが出来ない作品の意味を伺うことができ、より一層作品への興味が高まりました。
「百聞は一見に如かず」とはよく聞くものですが、百聞を聞いた後の一見と未知の一見は大きく異なるものになるでしょう。美術館で高山氏の作品と再会したときどのような感動があるのか、楽しみにしております。芸術との接し方を考えさせられたとても実りある講座でした。

(仙台市若林区・女性 爛漫)

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