たべる・たいせつセミナー学習会「食生活の変化と食の安全・安心」
講師:池戸 重信 氏(宮城大学副学長・食産業学部長)
日時:2010年9月10日(金)10:30~12:30
場所:みやぎ生協文化会館 ウィズ 会議室1
「難しそうな演題」に少し不安を持ちつつ参加致しました。
講師の池戸先生は大変氣さくに聴講者に話しかけて、時々笑いも起こる雰囲氣でした。しかし、日本の食の現状は厳しく、自給率約40%、食品事故や偽装が行われています。驚いたのは私たちの残食の量です。1人1日あたり600 kcal分を捨てているそうです。世界レベルで見ると、飢餓で苦しむ人々がたくさんいるのです。もっと食べ物を大切にしなくては、と思いました。
そして食品表示の話は興味深かったです。命に関わるアレルギー表示や賞味・消費期限の違いなどわかりやすくお話ししてくださいました。先生曰く「表示は食育の入口。表示を活用するのは消費者の私たちです」なるほど!と思いました。
講演の後には、「みやぎ生協の新・食生活提案」の話がありました。食の安全・安心を目指す生協の活動をわかりやすく説明していました。知っていますか? ジャガイモは地下茎、つまり茎の部分を食べているんですって!
「食べること」は生きることに直結した行為です。しっかり考えるいい機会になりました。
(仙台市泉区 阿部)