参加体験記

孤立とセルフ・ネグレクト

  • LINEで送る

■第24回日本在宅ケア学会学術集会 市民公開セミナー2
「孤立とセルフ・ネグレクト ―身近な人のSOSに気づくには―」

講師:岸 恵美子 氏(東邦大学看護学部)
主催:第24回日本在宅ケア学会学術集会
日時:7月28日(日)14:45~15:45
場所:仙台国際センター会議棟2階・橘

保健師の勤務経験があり、在宅ケアに興味があったので参加しました。
テーマの「セルフ・ネグレクト」とは、心身機能が低下したり、ショックな出来事があったりする事がきっかけで、生活環境・栄養状態が悪化しているのに助けを求めない状態です。ゴミ屋敷になる事で見つけ出されたりします。
他者に干渉しない世の中、そして高齢化社会の現在、孤立する人が増えてきています。「 セルフ・ネグレクト」という言葉は馴染みありませんでしたが、今までの仕事で関わった中でその状況の方がたくさんいました。
セルフ・ネグレクトは誰もがなる可能性がある状況です。
大切な事は、自分自身が人と関わり、周囲も氣に掛けていく事だと思います。
家族の力を上げていく事で、地域全体の力も上がっていく事が出来ます。
超高齢社会を迎えても、セルフ・ネグレクトが1人でも少ない世の中であれば良いなと思いました。

(柴田郡柴田町 S. D.)

  • LINEで送る