編集部だより

次の三つは何でしょう?

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 平成の時代もそろそろカウントダウンの段階に入ってきました。代が変わるということには、人それぞれに何がしかの感慨が伴うものでしょう。
 何日か前のお昼のニュースを見ていたら、今上天皇即位の際の「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」の映像が流されていました。宮内庁のHPによると、これは「天皇が皇位を継承された証(あかし)として剣璽・御璽・国璽を承継される儀式」で、実際には「三種の神器」のうち「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」、それに「御璽(ぎょじ)」と「国璽(こくじ)」(それぞれ「御璽」、「大日本国璽」と刻されている)の二つが新天皇の前に並べられ承継されます。あと一つの神器である「八咫の鏡(やたのかがみ)」は、宮中三殿の賢所(かしこどころ)のご神体とされているため動かないということです。今回の「剣璽等承継の儀」は、5月1日午前10時半から行われる予定です。
 「三種の神器」といえば、モノの視点からも、その時代時代を象徴するものとしてよく話題になります。昭和においては、1950年代後半「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が三種の神器と呼ばれました。高度成長期の60年代半ばには「3C」(カラーテレビ・クーラー・カー)がこれに代わりました。
 では「平成の三種の神器」って何だったのだろう、という興味が湧き調べてみると、「デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型大型テレビ」が「新・三種の神器」と呼ばれていることが判りました。いわゆる「デジタル家電」ですね。この中のどれかが、規定する主体によって「パソコン」だったり「携帯電話」だったりしているようです。次の代には何が「三種の神器」と呼ばれるのでしょうか。昭和-平成と共通して入っているのは「テレビ」ですが、今の動きから推すと、「自動運転カー」はその有力な候補になるのでしょうか。いずれにしろ、今後注目していきたいと思います。

「まなびのめ」編集部 佐藤 曜
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