第11回日本臨床腫瘍学会学術集会市民公開講座
日時:2013年9月1日(日)13:30~
場所:電力ホール
今回がんに関する講座の講演を拝聴して感じたことは、がんは珍しい病氣ではなく、日本人の二人に一人はがんに罹患、日本人の三人に一人はがんで死亡しているという事実を知り、他人事ではなくいつ自分や家族や身近な人に起きるかわからない病氣であり、今後は、高齢化社会が進んでいくことによりがん患者も増えてくる。がんになったからといってすぐ亡くなるわけではなく、がんの種類や発見の時期により、治療方法もいろいろあり、生存率も違ってくる。よってがんは早期発見することが重要であり、そのため検診は重要な要素である。日本のがん検診の受診率はまだ低いが、それでも宮城県の受診率は高いほうだということを伺い勉強になりました。
もし自分ががんと告知されたら、がんとどう向き合うか、自分のがんを知ることが大事であり、一人で悩まず相談することが大事である。がんの原因としては環境要因、個人の要因など様々考えられるが、高い科学的根拠のある予防可能ながんの要因として喫煙があり、喫煙者の私にとっては大変考えさせられる内容でした。
第二部の菅原文太さんの講演も大変興味深く、ご自身の闘病体験を踏まえユーモアを交えつつ講演していただき、がんと向き合うことについての大切さを感じることができました。
(宮城郡利府町 SY)