編集部だより

いばろうや

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 次回40号のテーマは「明治150年」。大河ドラマ「西郷どん」は硬軟いろいろと話題ですし、政府でも、今年「明治150 年」を迎える節目として、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、地方公共団体や民間企業とも一緒になって様々な取組をしているということです。我が「まなびのめ」第40号も総力を挙げて鋭意制作中です。
 その「明治」ですが、遥か昔に習った歴史事項として、大政奉還、王政復古の大号令などは何とかかとか思い起こすことは出来ますが、そもそも明治元年とはいったい西暦何年だったろうかとなると、さていかがでしょうか。さらに大正元年、昭和元年は・・・・・・。少なからずおぼろ氣な向きが多いのではないでしょうか?
 これら西暦年は、普段生活する上ではそれ程必要となる知識ではありませんが、何かの時に是非覚えておいておきたいものです。そこで強い味方となるのが、これも若かりし頃、誰もがお世話になったであろう「語呂合わせ」による年号暗記です。そこで、私も元年西暦問題に対してのモヤモヤ感を払拭するため、このようなブログを見つけました。

「オヤジの趣味は、ゴロ合わせ♪」
http://blog.livedoor.jp/ab55693323/
 
 日本史が中心ですが、世界史や現代史についてもその苦心作(?)が載せられていますし、関連・参考事項に跳ぶリンクも豊富で結構楽しめると思います。この中のひとつに先の元年西暦語呂があり、なかなかよく出来ているので覚えて重宝しています。これです。
 
http://blog.livedoor.jp/ab55693323/archives/50659162.html
 
<明治・大正・昭和・平成元年>
いばろうや 得意に風呂を 焼く元年。
 

いばろうや=1868年
得意に(とくいに)=1912年
風呂(ふろ)=(19)26年
焼く(やく)=(19)89年
 
ということになります。
 
 話の序に、明治周りの年号について私が普段から意識的に覚えていて、いろんな場面で活用しているものをひとつご紹介しましょう。それは「1900年」です。コツとしては「どこかポッキリしたキリのいい年を覚えておく」というやり方で、この年はズバリ「明治33年」になります。これを覚えておくと、1900年に明治33年からの増減値を加減すれば西暦年に換算することが出来ます。

「明治40年」=1900+(40-33=) =1907年
1885年=「明治33年」-15=明治18年

 こういった話も「明治150年」に因んだささやかな話題のひとつでしょうか。
 

「まなびのめ」編集部 佐藤 曜
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