編集部だより

「昔のインターネット風」編集部だより

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 先日、このような意見を耳にしました。
「インターネットの時代になって、色々な人の作成した文章に触れるようになった。しかし、日本語の文章で字下げがされていない場合が時々あり、氣になる。国語のマナーとしての『1字下げ』は守るべきでは?」
 といった意見です。
 ブログなどの電子テキストで段落を表すのに、「1行空き」にするか、「1字下げ」にするか、あるいは併用するか意見はバラバラです。
 私個人的には、「1行空き」の方が読みやすく感じます。
 今は文字を大きめに指定し行間も広く取るのが主流ですが、昔のホームページは今よりも文字が小さくて一行あたりの文字量が多く、行間がほとんど空いていないので文章がズラズラっとしていた印象がありました。
 当時は指定できるフォントも少なくプロポーショナルフォント(※1)が主流だったように思いますので、文字の幅もバラバラでした。そのうち等倍フォント(※2)が普及し、文字幅が揃うので嬉しくなった記憶があります。
 その思い入れのせいか、WEB上ではメイリオフォントが好きです。
『どちらにせよ、伝統的な日本語の書式に則るよりも、読み手にとって読みやすい形であるかどうかが一番である』との解釈もありました。
 字下げは「ルール」なのか、「慣習」なのか。
 可読性に配慮した「氣遣い」とは?
 (※もちろん、書籍のルールとは異なります。)

※1…プロポーショナルフォント:文字によって幅がバラバラなフォントのこと
※2…等倍フォント:文字幅を統一したフォントのこと

 さて、今回はわざとフォントを変えてサイズも落とし、「昔のインターネット風」にしてみました。
 こうして意識してみると、インターネットの文章にどう感じるでしょうか?

「まなびのめ」編集部 菅野 麻実
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