編集部だより

再来?

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 前回の「編集部だより」担当・寺田さんが、大学院生時代に「まなびのめ」に興味をもち、編集部に連絡してきてくれたのは、ほとんど創刊のころだったと記憶しています。寺田さんが東京の明星大学に職を得、赴任されてからもう数年のときが流れました。

 そんな折、35号の「学びの庭」にご登場いただいた 久利美和先生から、「『まなびのめ』に興味をもった院生がいるのですが…」と3月末に連絡をいただきました。
 「まなびのめ」は弊社持ち出しの事業で、印刷の本来業務とかけもちの編集部員で製作しており、毎日何かしらの作業があるわけではないので、インターンのように毎日来ていただくのではなく、まずは週1回の編集会議にご参加いただくことにしました。寺田さんに来ていただいていたのと同様です。

 というわけで、「まなびのめ」に関わり始めていただいているのが東北大学大学院文学研究科・佐々木隼相(ささき・しゅんすけ)さんです。「近代日本科学思想史」が研究の中心で、明治時代の大学、学者と社会の関わりも一つの大きなテーマとのこと。<学術の世界と市民をつなぐ「まなびのめ」>を通じて、ご自身の研究を深めていただければ幸いです。市民読者さんからのみならず、「市民をつなぐ」に高い関心を持った学術の世界の方からも「まなびのめ」に興味を示していただけて、当方としても大変嬉しい限りです。

 佐々木さんには、今後「編集部だより」や「名著への旅」などにも登場いただくことになるかと思いますので、読者の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「まなびのめ」編集長・川又進

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