編集部だより

宮城県ってどうなの?

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 通勤途上にある公園の一角に、萩の大きな草叢(くさむら)があります。目を刺すものが有ったので、車を止めてよく見てみると、紫色の小さな花弁が開き始めていました。久方ぶりの青空は高く澄んでいました。
 10月27日から読書週間が始まります。文化の日をはさんで二週間、書物に親しむ季節がめぐってきました。10月27日が「文字・活字文化の日」に制定されたことを機会に、弊社では「文字・活字とのふれあいDay」を催しています(10月27日・28日)。今年も一大イベントを催すべく着々と準備を進めています。近々弊社ホームページに詳細を公開しますので、是非ご来場賜りますようお願い申しあげます。
 さて、読書界へと目を転じて奇妙な数字に出会いました。「読書推進運動」(読書推進運動協議会)No.485に、『2007・第61回読書週間都道府県別行事主催者数』という情報が載っていました。それによると、岩手県47、山形県16、福島県35とあり、我が宮城県はと見てみると「1」でした。日本全国を見ても一桁の数字は有りません。この数字は宮城県が読書推進運動において低調であることを意味するのだろうか。学都仙台から発信する「学術の世界と市民をつなぐ情報誌・まなびのめ」も、多くの読書人から期待されていることを思うと、読書界の動向が氣になるところです。
 また、弊社ではエコプロダクツ東北2008(10月9日―11日・会場:夢メッセ)に出展しますので、ここで出来立てのホカホカを皆様に提供したいと思います。こちらにも是非ご来場ください。「まなびのめ2号」は現在猛烈な勢いで編集中です。

「まなびのめ」編集部 只野俊裕
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